- IT企業で働きたい
- プログラマーになりたい
- 将来はフリーランスで時間に縛られず働きたい
プログラミング教室に行く人や独学をする人は少なからず上記のような気持ちがあると思います。しかし教室や独学だけでは夢のような働き方は絶対できません。今回は現役エンジニア(開発→テストエンジニア)のわたしがプログラミング教室や独学の落とし穴について説明いたします。ぜひ最後までご覧になってください。
ネットに騙されるな
現在ネット上ではこのような情報で溢れかえってます。
- フリーランスで月収数百万円!
- フリーランスなら好きな時間に仕事ができる!
- ○○教室に通えば大手企業に就職可能!もしくは必ず就職!
- ○○教室を卒業すれば現役エンジニア並みの技術力が身につく!
はっきり言いますがこれらはほぼ嘘です。または裏があります。例えば好きな時間(8時間以上だけど)に仕事ができる、月収数百万(月300時間働いてる)、必ず(SESに)就職などです。
独学や教室通うだけで夢のような働きかたはできません。
独学や教室では限界がある
独学
独学でプログラミングを学ぶとなるとProgateやドットインストールが主流になります。しかしこれらはあくまでも基礎しか学べず就職・転職には有利に働きません。
趣味でプログラミングを学ぶのでしたら十分ですが就職・転職を考えている人はさっさと基礎を学んで次のステージに行きましょう。
ちなみにudemyなど専門的なことを学べる独学動画学習サイトなどもあるですがあまりおすすめはしません。
教室
独学よりは確実に質のよい学習ができます。しかし高い授業料をとられて学べる内容は現場レベル未満。はっきり言ってプログラミングは人から手取り足取り教わるものではなく自分で色々調べながらやるものなので教室の意味はさほど無いといってもいいでしょう。
(基礎を学びたい、趣味でやりたいならokです。)
SESまっしぐら
独学や教室で学んだ程度のことだけでは自社開発の企業に行くことは難しく、せいぜいSES企業には入れるレベルでしょう。ちなみにSESとは
です。
ざっくり説明すると「正社員扱いの派遣社員」です。例えばA社に正社員として入社しても勤務地はB社オフィスです(派遣)A社で働くことは一切ありません。しかも仕事内容は簡単なテストや設計書の修正など誰でもできるスキルアップしない仕事がほとんどです。ひどいとITとは関係ないコールセンター業務や家電量販店に派遣で行かされます。
SESについての記事は今度紹介するのでお待ちください。
大事なのはその後
先ほど説明した通り独学やプログラミング教室に行くだけではSES企業レベルがやっとです。もちろんそれでいいという人はそれでいいのですが、できるなら自社開発の企業に入りたいですよね?
自社開発の企業に行きたいならオリジナルの何かを作ってください。webサイトでもいいしアプリケーションでもいいです。とにかく自分で考えたオリジナルの何かを作るのです。そしてそれをGithubなどに載せて面接のときにアピールしましょう。
就職・転職をするならエージェントを使おう
わたしは今まで2回転職しており、1回目は自分でサイトから申し込んで転職をしました。
自分で企業を見つける・面接を申し込む・急な用事で面接受けられない場合は自分で連絡をする・企業ごとに履歴書を書く、コピーする・落ちた場合その理由が分からないなど正直めんどくさいことだらけです。しかし転職エージェントを使えば企業の紹介・企業への連絡・履歴書等の修正などめんどくさいことを代わりに全てやってくれます。また、当落線上の企業へはプッシュをしてくれて合格率を高めてくれます。
以上のことから転職するときは転職エージェントを使いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回のおさらいをすると
- プログラミング教室や独学では限界がある
- SESを避けたいならオリジナルの何かを作ろう
- 就職・転職するときはエージェントを利用しよう
となります。
プログラミング教室や独学が全く意味の無いものだとは思っておりません。プログラミングに触れる、基礎を学ぶなどきっかけという意味では非常に有効です。ただそれだけではあまり意味がなく、本気で良いIT企業に行きたいのであればオリジナルの何かを作りましょう。
ではでは。次回またお会いしましょう。