わたしは中学生の時に漢検3級を取得し、高校2年生で準2級と2級を取得しました。しかも大学受験勉強の傍ら10日で取得することが出来ました。今回はその時に実際やっていた勉強法を伝授したいと思います。また例題も少し載せるので受験を考えてる人はチャレンジしてみてください。
10日で合格できる勉強法
やり方はすごくシンプルです。それは過去問を繰り返し解くだけです。と言ってもただ繰り返すだけではダメですよ。では、本格的に解説していきます。
1.まずは3週繰り返す
はい。まずは3週頑張って解きましょう。その時重要なのが分からなければどんどん答えをみることです。狙いは脳への定着なので頭を悩ませる必要はありません。ひたすら解いていきましょう!
2.4週目は意識的に解く
さすがに4週目になるとスラスラ解ける状態になっていると思います。それでも分からなかったり間違えてしまう問題は出てくるでしょう。それで良いのです。だってそれこそが、アナタが苦手としている問題なのだから。間違えた問題は何か印をつけておいてください。
3.5週目からはまちがえた問題だけ解く
5週目は印がついている問題だけやってください。そして正解できたら印を消してください。以降はこの繰り返しです。最終的に印がついている問題がなくなるまで繰り返していくだけです。
おめでとう!これで2級合格です!!
漢検2級のレベル
ズバリ高校卒業程度レベルで2136字、全ての常用漢字が対象です。
「にっ...2136字!?全ての常用漢字が対象!!?」と思った方、いるのではないでしょうか(笑)大丈夫です。ぶっちゃけテレビ、新聞、ネットで普段目にするような漢字ばかりです。ですので新しく覚えなければいけない漢字は100いくかいかないかくらいです。
漢検2級取得のメリット
巷では「漢検持ってても意味ない」と言われますが、それは真っ赤なウソです。その理由を各年代に分けて説明します。
中学生
中学生が漢検2級を持っていた場合、進学に有利に働きます。なぜかというと、高校卒業程度の漢字能力を持っている証明になりますし、学習意欲がある子だと思われるでしょう。
高校生
高校生の場合も中学生と同じです。ただ進学に有利になるかというと微妙なところですね。もし大学行かずに働く場合、就職面接の際話のネタになって面接官に良い印象を与えることができるかもしれません。
大学生
正直メリットはほぼありません。「面接で触れてくれたらいいな~」ってかんじです。だって高校卒業程度のレベルですからね。合格出来て当然と思われます。ただ取得の経験を学習意欲や積極性があるということにつなげてアピールできれば就職に有利に働くかもしれません。
小学生
合格できたらすごいです(笑)
例題
読み
- 臆面()もなく話す。
- 作物が霜害()の被害を受ける。
- 対戦相手を一蹴()する
答え:おくめん そうがい いっしゅう
書き(カタカナを漢字にする)
- 首相カンテイで会議が開かれた
- カイキ現象が起こる。
- 小説をガンドクする。
答え:官邸 怪奇 玩読
すこし難しいかもしれませんね。
対義語・類義語
- 発病↔()
- 過激↔()
- 断水↔()
- 沙汰=()
- 余剰=()
- 用心=()
答え:治癒 穏健 給水 消息 余分 注意
意味が分からない熟語は必ず調べてください
四字熟語
- 黄中()
- 金剛()
- ()連綿
答え:内潤 不壊 皇統
分からない場合は四字熟語の意味を調べてください
同音・同訓(カタカナを漢字にする)
- 責任をホウキ、領主に反抗してホウキした
- 堂々たるフウボウ、時計のフウボウがらす
- 部下をトクレイする、制限の緩和をトクレイとして認める
答え:放棄,蜂起 風貌,風防 督励,特例
部首(漢字の部首を答える)
正直これは勉強しなくていいです。なぜかというと配点が1点と低く、勘で答えても3割当たります。本番前に過去問を眺めて覚えるくらいでいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
四字熟語と同音同訓が少し難しいだけであとは結構簡単だと思います。わたしを信じて10日間だけ頑張ってみてください。わたしでも合格できたんですから、アナタも必ず合格できます!!
ではでは。次回またお会いしましょう。